全ての無駄を排除し、素材の持つ力(真空管やキャビネット材等)を信じる構成を目指しました。
インターフェースもパワースイッチ・スタンバイスイッチ・インプットジャック・ワンボリューム・ワントーンとシンプルです。
真空管アンプの魅力を最大限に引き出すため、素材選びにも徹底的にこだわりました。各部品は、音質への影響を考え抜いて選ばれています。
この設計思想は、音楽を最も純粋な形で伝達するために、余計な回路や機能を極力排除、真空管の温かみとキャビネットの響きを直接感覚に伝達するものです。
ハンドワイヤード配線により、ロスが少ない効率の良い信号伝搬が可能となります。
例えば、一般的な基板上の3mm幅の配線と比較すると、AWG22番線で配線することにより同じ長さでも抵抗値は約1/3になります。
さらに最短経路での配線が可能になるため、抵抗値だけでなく寄生インダクタンス成分も低減することができるためです。
また、望ましいアースポイントに配線各部より直接線を繋ぐことにより、ノイズの低減も期待できます。
プリ管には「12AY7 EH」を採用。「X管(12AX7)」に比べ増幅率多少抑えめになるものの、音質の粘り感はだんぜん「Y菅(12AY7)」の方が好ましく、より上品なサウンドとなりました。
増幅率控えめなことは、ボリューム5~6辺りからの歪み始めにもよい効果をもたらします。
ボリューム6くらいまでの、ハリのある、粘りのあるクリーントーンが圧倒的な音圧。
ボリューム6~10のクランチサウンドにも、これらの粘りや上品さが、他に追従を許さないオリジナリティを確立。(シングルコイル・ハムバッキング・その他により多少の違いはあります。)
パワー管には「6L6GC EH」を採用。理由はその音圧感です。6V6のメロウな響きも捨てがたいところではありましたが、今回のアンプ開発のテーマによりマッチしたシンプルさを選びました。
整流管には「5AR4」を採用。整流にダイオードを使用するのがスタンダードになっていますが、ここもあえて真空管にこだわります。ダイオードでは得られない真空管ならではのコンプ感が、このアンプサウンドの重要な隠し味です。
現在の安価なギターアンプの多くが「ファイバーボード」を用いてると言われています。(木をチップ状に砕いて固めて成形したものは繊維板(ファイバーボード)とよばれ、木材チップの大きさによりMDFとパーティクルボードに分かれます。)
それに比べ、1960年頃のビンテージアンプと言われる物には「無垢材」が用いられてると聞きました。私たちも素材違いの多種多様なテストを行い、コスト面とのバランスも考慮し「パイン材」を選択しました。
その独特のわずかな共鳴による、ふくよかなナチュラルリバーブ感はエフェクターでは得られません。
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Wattage | 18W |
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Voltage | 100V JPN |
Controls | 1 Volume, 1 Tone |
Speaker | 12インチ JENSEN C12Q 8Ω |
Preamp Tubes | 12AY7 EH, 12BH7 EH |
Power Tubes | 6L6 EH |
Rectifier | 5AR4 |
Size | W520mm x D250mm x H435mm |
Weight | approximately 15 kg |